マンガ
まえせつ~百合とは女性表現の多様性を前提にする作品群である。 ①『小林さんちのメイドラゴン』(50%ポイント還元) ②『小林さんちのメイドラゴン カンナの日常』(50%ポイント還元) ③『神絵師JKとOL腐女子』(50%オフ) ④『アンドロイドは経験人数に入り…
まえせつ 番外『おいしい関係』 10位『べしゃり暮らし』 9位『君は淫らな僕の女王』 8位『終末のハーレム』 7位『相席いいですか?』 6位『ALL YOU NEED IS KILL』 5位『かぐや様は告らせたい』 4位『銀河英雄伝説』 3位『ダイヤモンドの功罪』 2位『…
先月の「新海誠と奈須きのこ」の記事に続いて、パチンコのマルハンのウェブサイト「ヲトナ基地」にておがきちか『Landreaall』の記事を公開しました。 https://www.maruhan.co.jp/east/media/new/202 Landreaall 42巻 (ZERO-SUMコミックス) 作者:おがき ちか…
【ほむらの時代】 【あたらしいヒロインとは?】 【インターミッション】 【胡蝶しのぶの何が新しいのか?】 【謀略の魔女】 【ハル、ハル、ハル】 【ほむらの時代】 刮目し見よ、火の世紀は来た。過去の常識や法則が音を立てて乱れ、崩れ、滅び、まったく新…
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫) 作者:ニーチェ 光文社 Amazon 怪物と戦…
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【男らしさとタナトスのカルチャー】 【男らしさとは公共善への奉仕】 【…
惹かれ合う「男性」と「女性」は、どうすれば対等でありえるのか? 先日、よしながふみさんの最新刊『環と周』を読み終えました。 環と周 (マーガレットコミックスDIGITAL) 作者:よしながふみ 集英社 Amazon いわゆる「転生もの」で、環(たまき)と周(あま…
①伊藤ハチ『月が綺麗ですね』 ②紺野キタ『ひみつの階段』 ③志村貴子『青い花』 ④ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』 ⑤玄鉄絢『少女セクト』 ⑥未幡 『私の百合はお仕事です!』 ⑦仲谷鳰『やがて君になる』 ⑧雨水汐『女ともだちと結婚してみた』 ⑨こう…
いま、『ビッグコミックスピリッツ』で連載されている『路傍のフジイ』というマンガが面白くて、続けて読んでいる。 まさに本日、第一巻が発売されるのでオススメである。 路傍のフジイ(1) (ビッグコミックス) 作者:鍋倉夫 小学館 Amazon べつだん、変わ…
このようなツイートを見かけた。 「強い女」概念、しばしば「わがまま」とか「男をいじめたりアゴでこき使う」になりがちで、まあある種の願望の発露なんだろうけど、「え~、君にとっての『強い』ってそういうことなんだ…」と思ってしまう。それってサル山…
先日、羽海野チカの傑作マンガ『3月のライオン』最新刊となる第17巻が発売されました。 3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス) 作者:羽海野チカ 白泉社 Amazon あとがきによると、連載も「ラストスパート」とのことで、内容的にもいっそう充実してい…
いま、人類社会は「分断と対立の時代」を迎えているといわれている。 拡大する経済格差や、さまざまな政治思想、そしてそれぞれの立場における「正義」の対立が否応なく分断を生み、人々の距離を遠ざけているのだ。 ネットを見れば、だれもが自分の地位に不…
先日! 新川直司さんの最近作『さよなら私のクラマー』全14巻を一気に読み終えました。 さよなら私のクラマー(1) (月刊少年マガジンコミックス) 作者:新川直司 講談社 Amazon これが、面白い。この作品は新川さんがヒット作『四月は君の嘘』のまえに短期…
来週のアズキアライアカデミアにそなえて『葬送のフリーレン』を読み返している。少年漫画って基本的に何かが欠けている主人公がそれを手に入れる「獲得の物語」のパターンだと思うのだけれど、『フリーレン』は失って初めて自分が欠けていることに気づく「…
このブログでもその主張を良く取り上げているジャーナリストの佐々木俊尚さんが「宗教とスピリチュアルは何が違うのだろうか?」というトークをアップしています。 佐々木さんの関心はよくわかるというか、ぼくもまさに同じテーマで考えているポイントなんで…
この頃また「グレートネス・ギャップ」について考えている。 グレートネス・ギャップとは、「何か優れた才能にふれたときに彼我の差を思い知らされ意気消沈すること」を意味する言葉である。 意気消沈と書いたが、場合によってはそれは絶望そのものであるか…
Twitterで以下のように呟いたところ、ちょっと反響があった。 でも「「厭世的で皮肉屋で怠惰に見えるが実はすごい才能をもっており、不本意ながら大活躍してしまい周囲にチヤホヤされる」キャラ」を作ってもヤン・ウェンリーにはならないんですよね。ヤンの…
こんなツイートを見かけたので、ちょっと言及してみた。 そういえば、どうせ魔法も神も居るファンタジー異世界なら、そもそも大地が丸くないとか、宇宙とそこに浮かぶ惑星上じゃないとか、そういう異世界を見たい気もするんだけど、近年のRPGとかそれ風世界…
羽海野チカさんによる傑作将棋マンガ『3月のライオン』のひさしぶりの最新巻にあたる第17巻を読み終えた。 3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス) 作者:羽海野チカ 白泉社 Amazon まあ、もともと『ヤングアニマル』の連載ですべて読んではいたのだけ…
めちゃコミックで一気読みした『男友達が激甘カレシになりました』を読み返しています。ぼく、このマンガ、めっちゃ好きなんですよねー。 男友達が激甘カレシになりました (Only Lips comicsめちゃコミックオリジナル) 作者:御徒町鳩 大誠社 Amazon いわゆる…
第五章「物語は「神なるもの」をどう描いて来たか」 ①「SF小説に見る宗教性と反宗教性」 ②「科学合理性の魅惑と限界」 ③「後期クイーン問題と神」 ④「酸鼻と陰惨のゴシック・ホラー」 ⑤「ナルニアへ続く箪笥」 第六章「性と聖」 ①「推し活は「性的消費」なの…
それは、どこかで「聖なるもの」と繋がっているのか? それともまったく無関係な「俗なる文化」に過ぎないのか? 考えてみよう。 序文 序章 第一章「オタク・スピリチュアリティとは何か?」 ①「オタク文化と宗教のアフィニティ」 ②「アイロニカルに没入する…
どこか「気持ち悪い」ことこそが「気持ち良い」のはなぜなのだろう? 『進撃の巨人』や『推しの子』を題材に考えてみた。 【ハイパーポルノの時代】 【いつか動画は「個人用」になる】 【だれもが王さまになれるときが来る?】 【AIは「決定的な意外性」を演…
「スタンド」、それは「大いなる力」なのか? それとも「秘められた知恵」を意味するのか? いま、ここに「第九の冒険」が幕をひらく。 【『ザ・ジョジョランズ(The JOJOLands)』始動ッ!】 【その名は「ジョディオ」!】 【「保守化」の兆し、なし!】 【…
この記事をお読みの皆さんのなかには、ファンタジーが好きな方が少なくないものと思われます。 それでは、日本におけるファンタジー小説最初期の作品である『ロードス島戦記』をお読みの方はどのくらいいらっしゃるでしょうか? 『ロードス島戦記』の第一巻…
もちろんあなたもそうだろうと思うが、『ドラえもん』が好きだ。 映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) ドラえもん/水田わさび Amazon 未来からやって来たネコ型ロボットのドラえもんと「ダメ人間」の野比のび太少年を中心に全1300話を…
はじめに~『はめフラ』とはどのような物語なのか? 『はめフラ』の登場人物(キャラクター) 『はめフラ』アニメと漫画と原作の違い、及び各作品の内容と感想 テレビアニメ アニメ映画 漫画『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』 …
フリージャーナリストである佐々木俊尚さんの「「不快なもの」をなぜ社会から除外してはならないのか」と題するnoteが面白かった。 タイトルの通り、だれかが不快に感じるものであっても社会から排除してはならないとする論旨の記事。 ネットの情報を「プル…
思い出します。その昔、「ファンタジー」という言葉は、それはそれは趣深い神秘と、魔法と、幻想とを意味していました。遥かな遠い異郷への想いを乗せた幻想。 しかし、時が過ぎ、かつては霧深い森の奥に隠されていたこの言葉はあたりまえに使われるようにな…
壮大を究める「お伽噺」。 ジョーカー太陽星団の光の神。 「年表」という名の背景設定。 騎士、ファティマ、モーターヘッド。 無数の魅力的なキャラクターたち。 史上最大のサプライズ、設定一新の「ちゃぶ台返し」。 お仕事のお願い 電子書籍の宣伝 おまけ …