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「小説家になろう」作品以外も面白い! 非「なろう系」ファンタジーマンガ30作を並べてみたよ。

 思い出します。その昔、「ファンタジー」という言葉は、それはそれは趣深い神秘と、魔法と、幻想とを意味していました。遥かな遠い異郷への想いを乗せた幻想。

 しかし、時が過ぎ、かつては霧深い森の奥に隠されていたこの言葉はあたりまえに使われるようになり、人びとの目に晒され、しだいに陳腐化していきました。

 いまでは、神秘も、魔法も、幻想もすべては失われ、それらは単なるありふれた「記号」としての意味しか持っていないかのようです。

 そう、クラシックスタイルのファンタジーの黄金時代はあっさりと過ぎ去り、いまはもう「ゲームファンタジー」ばかりが流行しています。

 とはいえ、失われたものを嘆くことはやめておきましょう。いまの作品には、いまのバリューがある。

 はるかな黄金の魔法時代は過ぎ去ってしまったけれど、ロード・ダンセイニもトールキンももう過去の作家ではあるけれど、いまにはいまの作家があり、作品がある。それはそれで、意味があることなのでしょう。きっと。

 そういうわけで、ここでは、いまでいうところの「ファンタジー」を代表するマンガ作品を30作集めました。小説作品はまたべつに語ろうかと思います。

 また、いわゆる「なろう系」の作品はあえて除きました。それらはべつの機会に語られるべきであろうかと思うからです。

 個々の作品の記述はいかにも少なすぎるので、いずれまた追記したいと思っていますが、とりあえずはこのラインナップで留めておきましょう。

 それでは、皆さん、どうぞお読みください。新しい作品との出逢いがあれば良いのですが。

①『ベルセルク』

 『ベルセルク』はいわずとしれたダークファンタジーの大傑作です。隻眼隻腕で、なぞの半神的存在〈ゴッドハンド〉への復讐を目ざす狂戦士ガッツの冒険を描いています。

 シリーズのなかでもガッツの青春時代を描く「黄金時代篇」はその圧倒的な面白さで知られ、いまではなかば伝説的に語られています。

 〈ゴッドハンド〉のひとりであるグリフィスとのあいだに何があったのか、そのすべてが明かされる展開は圧巻としかいいようがありません。

②『BASTARD!!』

 『BASTARD!!』はいまとなってはファンタジーマンガの古典といっても良いでしょう。

 かつて世界征服を試みて封印された爆炎の魔術師ダーク・シュナイダーと、かれのかつての配下であった〈四天王〉との戦いを描いていたものの、途中から「神との戦い」へと進み、そのまま未完になってしまった何とも惜しい作品です。

 しかし、その超絶画力と物語の面白さはいまなお一流品として通用するでしょう。既刊はじつに27冊が出ています。

③『ヴァンパイア十字界』

 『ヴァンパイア十字界』!

 あるいは、この作品は今回取り上げる作品群のなかでも最もマイナーな方に分類されてしまうかもしれません。

しかし! 中盤から凄まじい勢いで逆転また逆転が続き、最後に圧巻としかいいようがない壮絶な真実が明かされる物語は、まさに傑作としかいいようがありません。

 愛する者を喪った孤独な吸血鬼の王が何を考え、実践したのか。その秘密があきらかとなるとき、物語はすさまじい急展開を遂げます。

④『魔法使いの嫁』

 『魔法使いの嫁』は本格的なファンタジー作品です。

 何をして「本格的」というのかは議論があるところだとは思いますが、ここ数年、ネットから流行している「なろう系」の異世界小説とは、あきらかに雰囲気が違う。

 『指輪物語』や、『ゲド戦記』など、往年のファンタジーの名作を彷彿とさせるダークでアンニュイな空気が紙面にただよっているかのようです。大金で身受けされ、〈魔法使いの嫁〉となった少女の行く末はいかに――?

⑤『ダンジョン飯』

 魔物たちが跋扈し、かぎりなく深く続くダンジョンで、冒険者たちはいったい食事をどうしているのか? この、当然といえば当然ながらなかなか深掘りされない問題をコミカルに描いて人気を獲得した、非常に斬新なテーマのゲーム風ファンタジー作品です。

 そう、その通り、序盤は『Wizardly』を思わせる地下迷宮の深くに入り込んでいく戦士たちの食糧事情から始まったのですが、その後、ストーリーは意外な方法へと拡大していきます。

⑥『ロードス島戦記 誓約の宝冠』

 いまや、ファンタジー小説の古典ともいえるまでになったかと思える『ロードス島戦記』のシリーズ最新作です。

 流浪の騎士パーンや、ハイエルフの精霊使いディードリットらが活躍した時代からじつに百年後、再び戦火に見舞われたロードスを舞台に、新しい物語が始まります。

 今回の相手は邪神や邪竜ではなく、人と人との戦争が綴られるため、何が正義なのかかならずしも明瞭ではありません。主人公ライルの行く手に待つものは!? 続刊が楽しみです。

⑦『鋼の錬金術師』

 この作品も非常に有名な大ヒット作ですね。『BASTARD!!』とほぼ同じくらいの長さですが、『BASTARD!!』と違ってこちらはじつに綺麗に完結しています。

 民族浄化など、きわめて重たい題材を扱いながら、すべての伏線を回収し尽くして完結を見たという意味で、マンガ史に残る名作といっても良いでしょう。

 とにかく、きわめて緻密に張りめぐらされた伏線がひとつ、またひとつと拾われて物語が閉じていく終盤の展開が圧巻です。

⑧『ゴブリンスレイヤー』

 原作はライトノベル。最も弱小にして卑劣な魔物である〈ゴブリン〉だけを専門に退治しつづける不思議な冒険者〈ゴブリンスレイヤー〉の物語です。

 ゴブスレさんがゴブリンに執着するのにはそれなりの理由があり、光り輝く英雄の物語とはまた一種異なるダークで陰惨なストーリーを味わえます。

 ライトノベル発でありながら、いまどきめずらしい昏く酸鼻な雰囲気をただよわせた逸品なので、そういった作品がお好きな方はぜひどうぞ。

⑨『ローンナイト』

 このタイトルをご存知のかたはいまでは数少ないかもしれませんね。そのむかし、あちこちでファンタジーマンガが人気だった頃に連載されていた作品です。

 強大な力を持ちながら、借金に縛られて金策に走らざるを得ない主人公マイトの冒険の日々を綴ったスタンダードでオーソドックスなゲームファンタジー。

 ストーリーはやがて伝説の英雄と、その武具の秘密を巡るものへと変わっていきます。もし入手できたらぜひ読んでほしいマンガです。

⑩『Landreaall』

 『Landreaall』はおがきちかによる一風変わったファンタジー作品です。

 ある王国の王位継承権を持つ公子DX・ルッカフォートの竜退治の物語――だったのは最初の3巻くらいまでで、その先では学園ものになったり、異国に旅だったり、ダンジョンにもぐったりと意外な展開が待ち受けています。

 かなり長くひねくれた作品ですが、一定のレベルを超えたマンガ好きにこそ読んでほしい! いまなお連載は続いていて、物語は新展開を迎えています。

⑪『エビアンワンダー』

 『Landreaall』と同じくおがきちかによるファンタジー作品。悪魔の力を借りて悪人の魂を狩りつづける美女の冒険譚です。

 ただし、『Landreaall』が30巻にもわたって続いていて、まだ終わる気配すら見せていないのに対し、『エビアンワンダー』のシリーズは全4巻で美しく完結しています。

 「おがきちかってどんな作家なのかな?」と思われた方はまずは『エビアンワンダー』から読んでみるのも良いでしょう。コミカルでシニカル、そして過酷で峻烈な物語です。

⑫『惑星のさみだれ』

 この作品はファンタジーというよりSFといったほうがふさわしいかもしれませんが、あえて入れてみました。

 地球を破壊しようとする女の子さみだれと、彼女に仕えることになった青年のサイキック・アクションです。

 いわゆる「セカイ系」に属する一作でもあり、ミクロなストーリーとマクロな設定がダイレクトに交差するところに魅力があります。

 また、「成長」や「成熟」、「大人になること」をテーマにした作品として至上でしょう。

⑬『最果てのソルテ』

 『惑星のさみだれ』と同じ作家ですが、こちらはまさに正統派のファンタジーです。信じていた人間に裏切られたことをキッカケに、「世界の最果て」を目ざすことになった少女の冒険譚のようですが――?

 いかにもこの作家らしく、先読みを許さないひねった展開が用意されていて、飽きさせません。

 というか、めちゃくちゃ面白い。いま、リアルタイムで面白いファンタジーマンガの進展を追いかけたい人にはこの作品がオススメです。

⑭『伝説の勇者の婚活』

 タイトルですべてがわかってしまいますね。世界を救った伝説の勇者(ただし非常にコミュ障)が、その身分を隠して妻を得ようとするストーリーです。

 最強にしてほぼ無敵の勇者ながら、恋愛や結婚といったテーマに関してはまったく無知な主人公が、いかにして結婚に至ろうとするのか? そのあたりに注目して読んでほしいと思います。

 いわゆる「いい話」で、インパクトが薄いところはありますが、個人的には大好きな一作。お奨めです。

⑮『黒博物館スプリンガルド』

 『うしおととら』、『からくりサーカス』で有名な藤田和日郎による一巻完結の作品です。

 これもあるいはファンタジーというより、伝奇、あるいはホラーに属するマンガであるかもしれません。ただ、ぜひオススメしたいので、このリストに入れてみました。

 ヴィクトリア朝のロンドンに跋扈するなぞの殺人鬼を巡る、切ないラブストーリーです。いかにもイギリスを舞台にしている作品らしい、クラシックな怪奇譚といって良いでしょう。

⑯『図書館の大魔術師』

 『図書館の大魔術師』はまだ有名なタイトルではないかもしれませんが、圧倒的に正統にして王道のファンタジーマンガです。

 いずれは「世界を救う英雄の物語」になるのでしょうが、展開はまだそこまで至っていません。しかし、いまの時点でも非常にワクワクする内容です。

 きわめて美麗な絵柄で綴られる異世界の様相は、「これぞファンタジー!」というしかありません。いわゆる「なろう系」のファンタジーとはまたひと味違う趣きです。

⑰『絶園のテンペスト』

 『ヴァンパイア十字界』と同じ城平京の原作による作品です。あるミステリ的な地点からスタートし、「いったい彼女はなぜだれに殺されたのか?」というひとつの謎を追いかけていきます。

 しかし、そこは城平京らしく、物語はある種、運命論的な展開をたどっていくことになります。その「絶対に変えられないもの」、この世の摂理ともいうべきものと、いかにして勇敢に戦い、そして気高く敗北するか。それがこの作家のテーマなのかもしれません。

⑱『エルフと狩猟士のアイテム工房』

 練達の「アイテム職人」として暮らす、小柄なため子供にしか見えないひとりのエルフ女性と、彼女に恋慕する「ハンター」の青年のものがたり。

 往年の『ドラゴンクエスト4』のトルネコ以来、ファンタジー世界のアイテムビジネスに着目した作品はいくつかありますが、その中でもこの作品は正統といって良いでしょう。

 その内容の面白さと、また、全5巻で完結していることもあり、手軽に読んで楽しめる一作です。これはオススメですね。

⑲『カルバニア物語』

 思わぬことからカルバニア王国の女王に即位することになったタニアと、公爵令嬢のエキュー。年寄りや男ばかりが幅を利かす宮廷で、ふたりがいかに自由を獲得していくか? そんな、ある種、「フェミニズム的」な作品です。

 昨今、フェミニズムに悪いイメージを持っている人も少なくないかと思いますが、この作品を読めば、そのようなイメージも払しょくされるかもしれません。

 女の子が女の子として自由に生きる、その果敢さを応援したくなる一作です。

⑳『辺境警備』

辺境警備 (1)

辺境警備 (1)

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 これは一種の「スローライフもの」といったら良いのでしょうか。ある辺境の地に赴任することになった「隊長さん」と、その土地で暮らしている「神官さん」のほのぼのとした交流を描いた作品。

 しかし、隊長さんにも神官さんにもそれぞれ過去があり、また、この世界にはいかにもファンタジーらしい壮大な歴史が存在していることもあり、ふたりの生活はひと筋縄ではいきません。ファンタジー好きなら押さえておきたい作品です。

㉑『グラン・ローヴァ物語』

 『辺境警備』と同じ世界を描いた作品です。大賢者〈グラン・ローヴァ〉といわれる、あかるくひょうきんな老人と、ケチなコソ泥の青年の旅を描いています。

 青年は、初めは自分の生活と利益のほかは何も考えていなかったのですが、そのうち世界の命運について思い悩むことになります。

 いったい自分はどうすれば良いのか? 正しい道とは何なのか? 最後には、いかにもクラシックでファンタジーらしいひとつの終焉が待ち受けています。

㉒『魔法戦士レイアース』

 『カードキャプターさくら』などで知られる作家集団CLAMPが、『なかよし』を拠点にして描いた王道の異世界召喚ファンタジー。

 CLAMPの作品としては初めてのテレビアニメ化を果たし、のちの『カードキャプターさくら』につながっていくことになりました。

 物語は第一部が衝撃的な幕切れで終わり、第二部でそれが補完されることとなります。ある意味では、いかにもCLAMPらしい、サプライズエンドの作品といえるでしょう。

㉓『ふかふかダンジョン攻略記』

 一見すると典型的な「なろう系」に見えかねない設定ながら、きわめて壮絶な過酷さと、非人間中心的に形づくられた世界が印象的な一作です。

 作者の考えかたが作品に強烈に打ち出されていて、そのせいで決して読みやすく受け入れやすい作品とはいえませんが、合う人には合うことでしょう。

 こういう極端な思想の作品がメジャーになっていく社会は望ましくないようにも思えますが、ひとつの傍流としてはありなのかもなあ、とも感じます。異端、異色のファンタジー。

㉔『終末のハーレム ファンタジア』

 『終末のハーレム』はわずか数人を残してほとんどの男性が死滅してしまった世界を描いた「男の欲望充足ロマン」ともいうべき作品ですが、こちらはその異世界ファンタジー版。

 やはりエロティックかつ、きわめて男性に都合の良い設定の物語となっています。まあ、身勝手なご都合主義といってしまえばそれまでながら、その種のものがお好きな方にとってはたまらない一作といえるでしょう。セックスとバイオレンスばかりの世界です。

㉕『ある日、お姫様になってしまった件について』

 ある、冷酷きわまりない暴君と噂される王。その王のひとり娘として生まれた少女が、いかにしてかれの支持と寵愛を得、生きのびていくのかという「女性向けなろう系」っぽいストーリーです。

 元々は韓国のマンガで、スクロール形式で描かれているようですが、電子書籍では一般のマンガのスタイルに直されています。フルカラーのイラストレーションはひたすらに美しく、麗しく、圧倒的な説得力で王と娘の物語を彩っています。

㉖『コーセルテルの竜術士』

 このシリーズはいくつものの作品から構成されており、『コーセルテルの竜術士』、『イルベックの精霊術士』、『コーセルテルの竜術士 ~子竜物語~』、『コーセルテルの竜術士 ~子竜冒険記~』などがありますが、まずはこの『コーセルテルの竜術士』をどうぞ。

 はるかな異郷コーセルテルの大地を舞台に、何匹もの小竜たちとかれらを育てている、そして、育てられてもいる青年のものがたりで、数々の謎が散りばめられています。

㉗『白銀妃』

 しょうじき、この作品を紹介することは心苦しいものがあります。第一巻が発売されて以来、一向に続刊が出ないからです。

 作者は病気との情報もあるようなので、無理に続刊を期待することはできませんが、でも、大好きなんですよ!

 きれいな女性たちの裸がたくさん出て来る後宮(ハーレム)ファンタジーなのですが、あまりエロティックな雰囲気はありません。ひたすら健康な世界が繰りひろげられています。

 酒見賢一の『後宮小説』と並べて読みたいところ。

㉘『ARIA』

 これもファンタジーに分類して良いのかどうかわかりませんが、SFではないような気がするし、幻想的なシチュエーションがたくさん出て来るので、まあファンタジーといっても良いでしょう。
あえていうならレイ・ブラッドベリの遠い後継作ということになるのかもしれません。

 遥かな未来、テラフォーミングされた火星はネオ・ヴェネツィアで、水先案内人を目ざす幾人かの少女たちの群像劇です。数しれぬ熱狂的なファンを集める作品でもあります。

㉙『ロードス島戦記 ファリスの聖女』

 『ロードス島戦記』の番外編として、全二巻で発売されたコミックです。本編からさかのぼること30年、「魔神戦争」の時代を描いています。

 英雄と呼ばれることになった若者ベルドとファーン、そしてかれらのあいだで活躍し、最後には悲劇的な死を遂げることになった「ファリスの聖女」フラウスのストーリー。

 そのファンタジー密度は本編をも凌駕し、圧巻の作画によってロードスの濃密な世界が描きだされています。

 ひと言、傑作。

㉚『BEAST OF EAST』

 こちらも『ファリスの聖女』と同じ作家による平安時代を舞台としたファンタジー。平安の伝説をもとにしているにもかかわらず、ゴブリンなどが平気で登場して来る自由奔放さ。

 しかし、その世界は決して易きに陥らず、重厚な奥深さを秘めています。

 ただ、これも続きが出ない! あと数巻で完結しそうなのですが、いつになっても続刊が出ないことはどうしようもありません。とほほ。何とか完結させてくれないものでしょうか……。

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