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オススメ暗黒耽美蔵書50作を挙げてみる。
未分類ぼくが好きな暗黒耽美系(?)の愛読書をリストアップしてみました。 中身は雑多としかいいようがなく、読み終えていないものもあるし、ひとによっては「これのどこが耽美だ」と思うものも混ざっていると思う。 何しろCLAMPの『ちょびっツ』が混ざっ... -
オタクは女の子になりたがっている? 「ポスト性同一性障害男子」は「政治的に正しい自慰」の夢を見るか。
エトセトラ『萌えの研究』を書いた大泉実成(id:oizumi-m)はそれに続く『オタクとは何か?』の第12回で次のように書いている。 オタクとは何か? 作者:大泉 実成 草思社 Amazon 僕は前作の『萌えの研究』の中で、どうしても理解できない作品として『マリア様が... -
『バービー』はなぜ殺される? シニカルでマニアックなカルト的映画が世界中で大ヒットした理由を考える。
映画先日、世界的大ヒットの映画『バービー』が少し遅れて日本でも公開されました。 これが賛否両論の大問題作で、漫画家の奥浩哉さんの感想ツイートを巡って早くも炎上事件が起きたりしています。 映画、バービー観た。最初の方はお洒落だし可愛いし笑い... -
セカイ系とSFはどう違っているのか? 『ほしのこえ』から『ガンダム』まで方法論を読み解く。
映画「セカイ系」とは何なのか、たとえば「SF小説」とはどう違っているのか? その問いから始めて、『エヴァ』や『ガンダム』から『攻殻機動隊』、あるいは『進撃の巨人』といった傑作アニメに共通する「ワールドビルディング」という方法論を見ていきたい... -
『バービー』の監督の前作は結婚幻想をざくざく切り裂くフェミニズム・テーマの傑作映画だ。
映画映画『バービー』が話題になっているので(ぼくもすぐに見に行く予定)、同じ監督の前作『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』を見たときの感想を転載しておきます。ネタバレです。 『バービー』も評判が良いけれど、こちらも傑作なの... -
死ぬ、死ぬ、っていう奴に限って、必ず、自殺する。
書籍声をなくして 作者:永沢 光雄 晶文社 Amazon 永沢光雄という人物をご存知だろうか。しばらく前にガンで亡くなったプロインタビュアーである。さまざまな人生を送るアダルトビデオ女優たちに取材した『AV女優』は名著の誉れも高く、いまも評価は高い。 ... -
「好きなもの」があるオタクは成熟社会の「勝ち組」である。それではオタクになれない人はどうすれば良いのか?
エトセトラ「忍… 忍…オレはずっと不思議だった どうしてこの世は「持つ者」と 「持たざる者」に分かれるのか どうして「愛される者」と 「愛されない者」が在るのか 誰がそれを分けたのか どこが分かれ道だったのか ――そもそも 分かれ道などあったのか? ... -
読者交流スペースとしてワンコインサロンを作ってみました。
未分類以前から読者の方と交流する(&いろいろなネタを教えてもらう)場所を作りたいなあと思っていたのですが、あまりヘンな人が迷い込んで来て消耗させられるのも困るなということで迷っておりました。 で、そういう人を排除して楽しい空間を維持するため... -
それでも戦士たちは戦場へおもむく。夏コミの本を宣伝します!
エトセトラ殺人的な酷暑のなか、夏コミが近づいてまいりました。……いや無理だろ、どう考えても。と思ってしまいますが、それでも戦士たちは戦場へ惹きつけられる。 今回も数知れぬ者たちがエロ本やら評論本やらを売買するため「聖地」へおもむくようです。いや、... -
わたしたちは差別者としてしか生きられない。ルッキズムの否定は人間の否定である。
未分類以前、映画『劇場版SHIROBAKO』について「女性描写の多様性が欠けている」ことを批判的に指摘するツイートが話題になったことがありました。 ある意味で一面的、あるいは表面的な指摘とも見え、非難囂々だったのですが、ぼくは、じつはこれはなかなか...