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冬コミで新刊を出します!

 先日、冬のコミックマーケットに申し込みました。新刊として批評同人誌『山本弘論 -この、くそったれな世界に、精一杯のアイをこめて-』を出す予定です。

 Noteで書いておおかた好評だった作家の山本弘さんの追悼記事を加筆修正し、未発表の第六回、第七回を加えた内容となるはず。

 原稿はすでに書き上がっていて、さらにプラスアルファを書き加えるかどうか迷っているところ。何しろ元になる作品が数多いだけに書こうと思えばいくらでも書けるのですが、本が厚くなると当然、印刷代もかさむわけで、どうしようかな、と思っているわけです。

 いまのところ、B6の本で80ページから100ページくらいになるのではないかと思います。適性な頒布部数は読めないけれど、まあ、100部か150部のどちらかかなと。

 仮に1500円で出すとして、いまのところ、だいたい100部売れればもろもろの費用が出るかな。100ページ弱の本で1500円はビミョーな気もするのですが、そこは何しろ同人誌だし、1000円にすると絶対にペイしないことがあきらかなので、まあこの価格で行くしかないかなあと見ています。

 どうしても価格が高くなりがちなのは少部数の同人誌の辛いところで、むしろこの値段にしてもはたして印刷代が出るかどうかわからないんですよね……。

 昔、『こみっくパーティー』という同人誌イベントネタのゲームがあったのですが、平気で何千部とか刷って売る夢の世界を描いていました。おまえは恐怖という言葉を知らないのか、という気も。

 もっとリアル(?)な世界を知りたいならわが愛する『らくえん』をプレイするべきかと。でも、さすがにいまさらかな。「昔のオタクはこんなことを考えていた」と知るためには良い作品なのだけれど。

 それはともかく、『山本弘論』。一部も売れないと、破産はしないまでもココロが砕け散って二度と元には戻らないので、興味がある方はよろしくお願いします。

 表紙イラストが完成ししだい、全力で宣伝にかかるつもり。頑張れば100部くらいなら売れるんじゃないかと見ていますが、どうだろうな。同人誌頒布はギャンブルやで。

 でも、コミケにはいちど参戦するといつまでも続けて出たくなる魔性の魅力があるんだよね。さすがに夏はもう良いかなと思うけれど、冬は出ても良いかなと。まあ、落ちる可能性もありますが。

 そういうわけなので、冬コミ、よろしくお願いします! でわ。

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