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人気絶頂の『負けヒロインが多すぎる!』はエクストリームラブコメ選手権で優勝しない。
アニメアニメ『負けヒロインが多すぎる!』が人気だ。 ぼくはまだ序盤しか観ていないが、たしかに面白い。いったい何なんでしょうね、この演出の切れ。技術的な事柄に関してなど、くわしいことは監督のインタビューをご覧ください。 https://febri.jp/topics... -
「『このすば』や『フリーレン』が心を癒やす! イタリア人精神科医が編み出した〈アニメ療法〉がいろいろ凄すぎる件。」
アニメ〈アニメ療法〉をご存知でしょうか? ちょっと目にした耳にしたことがあるという方はいらっしゃるかもしれませんが、くわしく知っているという人は少ないでしょう。 それは精神医療の臨床にアニメをもちいる方法論のことで(この場合「アニメ」とは日... -
映画『ルックバック』論。あるいはなぜこのめちゃくちゃででたらめな世界で、なぜ「それでも」真摯に生きようとこころみるのか。
アニメルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon 初めに、退屈なほど自明の事実をひとつ。 『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』などの長編で知られる漫画家藤本タツキが2021年に発表したマンガ『ルックバック』はまさに... -
歴史とは何か、答えはここにある! 『T・Pぼん』を見て『すずめの戸締まり』を思うとき。
アニメ【ある日とつぜんタイム・パトロールに!】 【なぜ歴史を変えてはいけないのか?】 【「正しい歴史」は存在しない】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけると... -
ウクライナ戦争、ガザ紛争や台湾有事が現実問題となったいま、マンガは「異質な他者」をどう描くか?
アニメいま、人類社会は「分断と対立の時代」を迎えているといわれている。 拡大する経済格差や、さまざまな政治思想、そしてそれぞれの立場における「正義」の対立が否応なく分断を生み、人々の距離を遠ざけているのだ。 ネットを見れば、だれもが自分の... -
『葬送のフリーレン』最新刊まで「つまらない」と感じる人も楽しめる読み方。
アニメ来週のアズキアライアカデミアにそなえて『葬送のフリーレン』を読み返している。少年漫画って基本的に何かが欠けている主人公がそれを手に入れる「獲得の物語」のパターンだと思うのだけれど、『フリーレン』は失って初めて自分が欠けていることに気づく... -
初音ミク教は成り立つのか? 現代日本における「ハイパーリアルな宗教」の可能性を考えてみた。
アニメこのブログでもその主張を良く取り上げているジャーナリストの佐々木俊尚さんが「宗教とスピリチュアルは何が違うのだろうか?」というトークをアップしています。 佐々木さんの関心はよくわかるというか、ぼくもまさに同じテーマで考えているポイント... -
あなたも『銀河英雄伝説』がわか(らなくな)る。登場人物のなか最強、ヤン・ウェンリーとは何者だったのか。
アニメTwitterで以下のように呟いたところ、ちょっと反響があった。 でも「「厭世的で皮肉屋で怠惰に見えるが実はすごい才能をもっており、不本意ながら大活躍してしまい周囲にチヤホヤされる」キャラ」を作ってもヤン・ウェンリーにはならないんですよね。ヤ... -
『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。
アニメこんなツイートを見かけたので、ちょっと言及してみた。 そういえば、どうせ魔法も神も居るファンタジー異世界なら、そもそも大地が丸くないとか、宇宙とそこに浮かぶ惑星上じゃないとか、そういう異世界を見たい気もするんだけど、近年のRPGとかそれ風... -
アニメファンはアニメから何を学ぶことができるのか。
アニメよくいわれることだが、ここ数年、Twitterなどのソーシャルメディアにおける言論の過激化が凄まじい勢いで加熱しているように見える。 Twitterなんていつでもそういうものだろ、と思われるかもしれないが、10年前はたしかにもう少し落ち着いた場所だっ...