小説– category –
-
アニメもマンガもリプレイも! 伝説の名作『ロードス島戦記』の思い出を語ろう。
小説今日も今日とてTwitterを見ていたら(何、X? 知らないな)、なぜか水野良の『ロードス島戦記』がトレンド入りしていました。どうやらブックウォーカーでセールをやっているおかげらしい。 あるいはこのツイートが原因なのかもしれないけれど、よくわ... -
ひどい結末? 漫画版の完結は? 田中芳樹の代表作『アルスラーン戦記』を再考する。
小説はじめに 『アルスラーン戦記』の結末 田中芳樹は「衰えた」のか? 読者のあるべき態度とは? 読者の評価を超えて 漫画版『アルスラーン戦記』はどこまで描いて完結するか? お仕事のお願い 自作の宣伝 はじめに 先日、作家・田中芳樹の大長編架空歴史小... -
尾崎紅葉の名作文学『金色夜叉』にろくでなし非モテの源流を見たよ。
小説尾崎紅葉の『金色夜叉』を読みました。尾崎さんちの紅葉さん、いまとなってはほとんど読む人も少ない作家だけれど、明治時代には最大最高のベストセラー作家でした。 その代表作が『金色夜叉』。「ダイヤモンドに目がくらみ~」という一句を耳にしたこ... -
『人魚姫』の「ほんとうの結末」を知っていますか? ファンタジー小説から失われた魔法について。
小説アンデルセンの『人魚姫』についてはだれでもご存知なことだろう。賛否両論を呼んだディズニー映画『リトル・マーメイド』の原作である。 しかし、その『人魚姫』に世間では知られた悲劇的な結末の「続き」があることまで知っている人はどのくらいいる... -
エンターテインメントは「神さま」をどう描いてきたか?
小説深い眠りに落ちる 少し前の手前のまどろみの中に似た密やかな夜に探し続けてるのはあのメタフィジカ祈るように紡ぎだすひとつの歌 「語りえぬことについては、沈黙しなければならない」。 ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角... -
実存主義文学としての『無職転生』、公正世界信念としての「ざまぁ」小説。
小説テレビアニメ『無職転生』の第二期を見ている。 第一期はハイレベルの作画と何とも「わかっている」演出で「小説家になろう」発の異世界転生もののなかでも傑作と名高かったが、この第二期も面白い。 いや、フィッツ先輩、最初から正体を明かしてし...