2023年– date –
-
実存主義文学としての『無職転生』、公正世界信念としての「ざまぁ」小説。
小説テレビアニメ『無職転生』の第二期を見ている。 第一期はハイレベルの作画と何とも「わかっている」演出で「小説家になろう」発の異世界転生もののなかでも傑作と名高かったが、この第二期も面白い。 いや、フィッツ先輩、最初から正体を明かしてし... -
なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。
ゲーム①「オタク文化と宗教のアフィニティ(親和性)」 たとえば、そう、何気なく眺めていた報道番組で、何の罪もない子供が亡くなる事件が放送されていたとき。ふと、何ともいえず哀しく、薄ら寒い気持ちにならないでしょうか。 その子は大人から虐待を受... -
「百合」を定義することは可能なのか?
未分類ども、読み始めてくださり、ありがとうございます。 この記事は「百合ってよくわからない」とか「気になるけれど敷居が高い」、あるいは「興味はあるけれど具体的な内実がわからない」といった思いを抱えておられる方に向けて、「まあ、だいたいこのよ... -
あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。
マンガ浅倉南の話をしたい。 もちろん、あだち充の傑作漫画『タッチ』のヒロインである「南ちゃん」のことである。 タッチ 完全復刻版(1) (少年サンデーコミックス) 作者:あだち充 小学館 Amazon 彼女が少年漫画史上に残る重要なキャラクターであること... -
性暴力はバカなフェミニストの妄想ではない。血と闇黒の「女の子のファンタジー」を読む。
マンガどもども、今日も今日とてマンガの話をしたいと思います。いや、めちゃくちゃ凄いマンガを見つけたので、どうしてもオススメしなければと思ったしだい。 いや、これはほんとに凄い。凄まじい。故・三浦健太郎の『ベルセルク』を初めて読んだときを思わ... -
お問い合わせフォーム
未分類読み込んでいます…